どのように医学が発展したとしても、本来もつ人間の体のつくりそのものを変えることができないように、乳幼児が急に様々な病気に対して抗体をもったり、病気にならない頑丈な体になるわけではないのです。
例えば馬の子供は生まれてすぐに自力で立ち上がり、大人になるまでの成長も早いのですが、哺乳類、特に人間においては体の仕組みがようやく人間としての基本ができてくるのが2歳~3歳ごろ。
医学的に体が完成するのは24歳ごろと言われています。そのような観点からすると、子供達が大人であればかからないような病気にかかってしまうのは至極当然のことであると言えます。